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*赤いアイツ

ルビーより赤ワインがいい
たとえあなたのその指に嫌われようとも
私はこの一杯のグラスに波を立てる
赤は媚熱を匂わせ誘う
冷たくグラスを伝うひとしずくにさえ香り立つ
そして燃え上がる情熱の赤
深い成熟のハーモニクス
赤。その赤が惹き付けてやまないのだ
私を心地良く酔わせ誘う
その深い色彩のロンド
銀閣寺の池を泳ぐ紅葉のように
軽やかな恍惚感を私に与える
そう、あなたの艶めかしい唇より
赤ワインのひとしずくに魅力を感じるのだ
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