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*創造のたくらみ

 今日で何日目になるだろう。高知から愛媛を経て、香川に来た。私は霊場のなかで最も高いところにある雲辺寺に向かうために、蜜柑畑のなかの山道を通り抜けて、ロープウェイ乗り場に到着した。私の立っている山の中腹から街並みが見渡せる。街は山の陰にあり、陽が昇って行くにつれ明るく輝き始める。私は恍惚のなかで、神の目線を知った。

 
遠くの街並みに残る
山陰が朝日と共に
寝床の山に戻ってきて
陽光にさらされた海辺の街は
おだやかな時を刻み始める
私はこっそり高みから見下ろして
流れる雲のなかにまぎれて
神の視点を楽しむ


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