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*甘い果実道を歩いてるでしょ電車から外を見てるでしょ そんな当たり前のことがうれしいの、 あなたと一緒だと 横になって目を閉じるの するとなんだか自分がとけていきそうで ほら、なんだか自分が宇宙になっちゃったみたいに そんな風に考えちゃうときってない? 花がしぼんでたわ きっといつかは咲いてたのね 不思議、そんな小さなところにも やっぱり同じ分だけ時間が流れてるのね もし目が見えなくなったら ずっと私の手をつかんでいて それで空想するの、 手の温もりからあなたの表情(かお)を 旅行に行ってるときのね あの普通じゃない日常って好きよ そこに住んでたら絶対見ないような つまんないものばっかり見てるんだもん 遠距離恋愛とかしてみたい 太陽と月みたいに たまにしか会えないような そんな恋がしてみたくない? あなたがロミオじゃなくって良かったわ 確かにあこがれちゃうけど 細く長く続く幸せのほうが いいに決まってるもの 知らないほうがいいかもね 他人(ひと)のことなんてね だって知れば知るほど いいことないんだもん 思い出って、分かりすぎるわ 写真とか見てると だからネガだけとっとくの 思い出さないで空想するために 煌めく一瞬を見逃さないで もちろんわたしの 写真になんか撮らないで その目のなかに止めておいて 考えたって 変わらないのね 考えていたって それだけじゃだめなのね 過去ってすぐ消えちゃうのね あっという間にね 気が付くと もうそれは思い出なのね 子供のころにね、 お母さんが歌ってた歌 からだが知ってるんだけど 音にならないの、変でしょ 時々ね、ふと あなたの存在がうらめしいの 理由なんかないんだけど 頭のなかにね、浮かんでくるの たまには一緒に 星を見ようよ 何も話さなくて いいからさ - 35 -
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