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*空白

誰にだって
君にだって 僕にだって
他人にはけして見せられない
小さなこころのかけらがあるだろう
個人的な自我の本質としての
満たしきれない現実の自分への
穴埋めとしての精神
こころのなかの最も深く繊細な
やわらかく剥き出しのこころに
君はそっと手を差し伸べたいのだろう
そして本当はこころのどこかで
 ──そうなんだ──
誰かに見せてしまいたい気持ちがあるんだ
川面のような瞳の前で
そよ風のような微笑みの前で
青空のようなこころになりたい
雲ひとつないこころになりたい
 そうなんだよ
壁をなくしたいんだよ
僕だって
    出来ることなら
           そうしたいんだ

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