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*じゃあね。

共有するあと
何分かの
時間。
大切に、
したい……
 
握手をした後で
あなたは
じゃあね、
と言って
私に背を向けて
 電車のなかへ
 
あなたの背中に
私は言えない
じゃあね。

さよなら。


私は言わない
まだ
あなたがそこに
いる
から
ただ、
私はただ、
ありがとう。

だけ言った。
ドアが閉まる前に
私は
そこから遠ざかっていく
それが
 最後の
  私の

ライド。
 
あなたはまだ



そこから
私を見て
いる、
私を見て
いる、
ああ、確かに、
あなたは
そこに
いた。
午後の軽やかな
日差しのなかで、
草葉に光を投げかける
一陣の風のように
 微笑んでいた。


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