*郷愁
思えばずいぶん遠くまで来たもんだ
ベランダで洗濯物を干している
君の背中はあまり変わらないのに
洗濯物は当時よりもきれいに並んでる
その頃 君はまだ何も知らない女の子で
いや、僕もそうだったかも知れない
キッチンでレタスを水切りしながらふと思う
ベランダで食べようとそこから君は叫ぶ
最初はこれも君の仕事だったのにね
僕はサラダを作りバケットを抱えて運び出す
思えばずいぶん遠くまで来たもんだ
ベランダのTシャツが眩しい……いや
君の笑顔が眩しいことにしておこう
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