*道の終わりに
夢のような日々が
全く夢のような日々が終わり
私は、目の前に聳える
真摯な現実と向かい合わねばならない
残された私の絞りかすが
微かに発光しながら
蜃気楼のようにぼんやりと
私の記憶を揺さぶっていく
続いていた日々は
突然過去になり
私の周りから遠ざかって行った
車窓から消えていく海を見ると
さざめく水面に
陽光が飛び跳ねていた
- 13 -