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*石垣・七

書くべきものが見つからない
そう言いながらも 私は書いている
 
書くことでしか私は私になり得ない
詩人とは何と不器用な人種なのだろう
 
潮騒は私のこころをくすぐるが
そのなかに 私はいない
 
海中で私は私を俯瞰する
すると一瞬だけ私は海になった気がする
 
そして私は世界を求め──
その中でもがき 挫折する
 
愛すべき世界について
私はまだその全てを知らない
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